2014年2月22日土曜日

【閲覧注意】日常でふとした瞬間に怖いと感じる事はありますか?



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皆さんは日常生活の中で怖いと感じている場所や現象はあるだろうか。「ホラー映画を観た数日後に、ふとそのシーンを思い出してゾッとする」など多くの人が一度は経験しているのではないだろうか。安住の地である自宅でさえも根拠のない不安の種が尽きない。そんな日常に潜む怖いと感じる事を紹介していく。






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非通知の着信・留守電

携帯電話は総務省より平成24年度末の時点で普及率が98%となっている。一時期流行した「着信アリ」というホラー映画に伴うように、携帯にまつわる怖い話もよく聞かれるようになった。非通知の着信に出たら奇妙な事を言われた。留守電を再生したら不気味な音が入ってた。発信した対象が見えない事により、悪質な犯行も多い。


携帯に関する目立ったエピソードは自分には特になく、非通知の留守電にノイズ音とかっこうワルツの保留音が流れて来る程度である。実際に体験した不気味な留守電にこんな話がある。

''電話を取ったら、笑い声を早送りにした声を何度も巻き戻して再生するのが聞こえた。
笑いのなかの、変な笑い方(声が裏返っちゃったところ)だけ切り取って、
まるで馬鹿にしたかのように再生を続ける。
なにが怖かったって、それが自分の声だったこと。
その電話を取る数分前に、友達と自分が話した時の自分の笑い声だった。
最強に不気味だった。''


引用:http://chaos2ch.com/archives/3367882.html




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ベッドの下

ベッドの下に何かいたらどうしよう。そんな事を考える人もいるのではないだろうか。日本にベッドが普及する以前から、米国の想像力豊かな子供たちは、きっと夜寝る前にベッドの下にモンスターがいるんじゃないかと考えてしまい、その恐怖心が日本にも伝わったのかもしれない。


私の姉の話だが学生時代の下宿先で、一人でソファーベッドに寝ていたら、深夜に女の呻き声で目が覚めたそうだ。それで、ガッ・・ガリ・・ガリガリ・・・と枕を伝って音が聞こえたとの事。それも今、自分の寝ているベッドの下から。その瞬間、姉はその音が何の音であるのか気付いた。そう、ベッドを爪で引っ掻いている音だった。誰か知らない人がベッドの下にいるのも嫌だが、そのソファーベッドは誰かが入れる隙間などなかったのだ。




出典:http://1kuchi.way-nifty.com/blog/2012/07/post-c493.html

ドアやカーテンなどの隙間

隙間から何かが覗いている光景はあまり心地の良いものではない隙間恐怖症というものもあるくらい、見える見えないどっちつかずの不安定な隙間という存在を嫌う人間は多い。


昔、部屋の隙間や部屋の四隅を見てはいけないと教えられていたので、かくいう私も隙間は嫌いである。しかし誰に教えてもらったのかは覚えていない。


余談の余談だが、隙間の画像に不動産サイトで見つけた襖から女が覗いている画像を使おうと思っていたが、どうもいけない気がして止めてしまった。物件紹介画像では写真に誰も写っていない事が絶対条件であり、そういった見切れ画像はサイト掲載前に却下される。ゆえにネット上に乗せる前には写っていなかったが乗せた瞬間に見えるようになった写真。気味が悪いね。






出典:http://sanfrancisco.cbslocal.com/2012/11/27/ghost-girl-in-elevator-scary-prank-video-goes-viral/

エレベーター

エレベーターという閉鎖空間は時に人の心を一瞬で心細くさせてしまうものだ。もしも知らない階に着いてしまったら・・事件の犯人とエレベーターが一緒になってしまったら・・のもしもの連鎖である。実は5階以上のマンションには棺桶を運べるトランク式エレベーターがあるのだとか。一度友人のマンションで住人が亡くなった際にエレベーターの奥にスペースがある事実を知った。




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実家のマンションのエレベーターが実に迷惑な奴で、1階まで無人のエレベーターが迎えに来てくれる事は良いのだが(それも不定期に)たまに行きも帰りも4階で止まるから困ってしまうので、シャイな住人がいると思う事にしている。仕舞いにはエレベーターのドアが開いてすぐ閉まるボタンを押すと、何かにつっかかるようにしてもう一度開くから二度手間なのである。私の後ろに何かいるんだったら、もっと密着していなさい。



トイレ・お風呂場


王道のスポット。水場には霊がよく集まると言われるが真相はいかがなものなのか。怖くてトイレに行けない経験は大人になっても変わらない。電気が消えたら、奥の扉だけ閉まっている。水蒸気で曇った風呂場の鏡にぼんやり何かが映り込んだら。と考えてしまうだけで足を踏み出すのもおっくうになってしまう。


高校時代に霊感があると噂のクラスメイトKくんが校内であまり近寄らないスポットがあった。そこは教室から一番近い男子トイレ。Kくんは休み時間になるとわざわざ別の階のトイレに行くのだった。職員室で教員にそのトイレの事を聞いたら、ああやっぱりね。と答えた。卒業生で霊感がある複数の生徒も同様あのトイレは何かいる。と言っていたのだった。同じクラスメイトのTくんはそのトイレに行く度に個室のあるドアだけが一つだけ少し開いている状態になっていると話している。それが嫌でTくん毎回その個室のドアを勢い良く開けていくそうな。「でもさ、開けようとして中にいる何かがドアに突っかかったらどうするの。」と私が訊ねるとそれ以来彼はその個室のドアを開けられなくなってしまった。




出典:http://blog.chapterworld.com/chapterstaff/files/2011/09/kowai1.jpg

窓・すりガラス

窓に誰か立っていたら先ほど紹介した隙間ともれなくコラボする事ができる。すりガラスに手を置くだけで、ぼうっと手形が輪郭をおぼろげにしているのが想像に難くない。あと、窓といえば、




学校の教室の窓に美しいサクラの木


出典:http://lecobox.com/archives/1147

と思ったら手形だった。

窓についての話といえば、知人のAさんの話。Aさんは自宅のお風呂の窓が何故か嫌いだった。なんだか理由もはっきりしないのだが、もしや霊でもいるのではないかと心配になっていたそうな。そこで幽霊が見えると言う知人のBさんに見てもらった。その時Bさんはこう語る。「ここの家には悪いものはいないし、何も問題ない。ただ、確かに窓には女が挟まっている。」

Bさんは自分の飼ってた鳥が好きで死んでもずっと勉強机の引き出しに閉まっているような女の子だった。



出典:http://www.flickr.com/photos/wbelac/2154095108/sizes/z/

玄関のドアスコープ

来訪者をドア越しに確認するのは大概の人が経験した事があるだろう。最近はカメラ付きのインターホンもあるが、やはり自ら覗くというドアスコープ独特のしぐさは恐怖を掻き立てる。覗いてみたら相手も覗き込んでいて目と目が合った。ドアを挟んだ先に不気味な人間が立っていたらどうしよう。深夜にピンポーンなんて鳴らされたらたまったもんじゃない。


私も見知らぬ人間が訪ねてくる度にスコープで確認したものだ。車椅子の女がうつむいていた時はさすがに困った。(なお、大概が宗教勧誘である。)覚えているのは、明治時代から来たようなパナマ帽を被った紳士2人がドアの向こうに居た時。ここは注文の多い料理店かと思った。するならば私は化け猫か。しかし原作に沿う青年紳士から時をかけ過ぎた初老紳士であった為、なんだ原作アレンジかと居留守を決め込んだ。



紹介は以上である。閲覧した中で自分に該当したものはあっただろうか。きっとまだまだ日常に潜む恐怖は増え続けるに違いない。今、後ろを振り向くと新しい恐怖が増えているかもしれないのだから。


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