2014年5月18日日曜日
【検証旅行】世界一不味い飴サルミアッキ(SALMIAKKI)食べてみた
犬州は3月上旬にフィンランドのヘルシンキに行ってきました。近年観光地として注目されている北欧。行ってみたいけれど、どんな所かわからない、なんて方の為に紹介しつつ、世界一不味い飴と言われるサルミアッキについて解説をしていきたいと思います。
フィンランドは日本から時差−7時間、北ヨーロッパの北欧諸国の一つです。首都はヘルシンキ。
首都周辺を巡りたいとお考えの方は、ヘルシンキカードを購入しておくと、交通面での手間が省けます。カードの時間は24時間,48時間,72時間から選ぶ事ができ、それまでの時間であればヘルシンキで電車やフェリーに自由に乗る事が可能になります。(時間制のPASMOみたいな感じです。)
詳細:http://www.veltra.com/jp/europe/finland/a/10886
しかし実際、カードの確認とかされなかったんで、無賃乗車の人も多いんじゃないかと思った。
フィンランドは北欧食器ARABIA,ITTARAライフスタイルブランドMarimekkoなどでも有名です。現地にはアウトレットもあり、日本より安価で手に入ります。1店舗で40ドル以上の購入で免税対象になります。免税を希望する方はレジで「タックスフリー」を申し出ましょう。その時、カードで払うか、キャッシュオンリーか聞かれます。空港で免税手続きを行う時に、カードで払ったもの、現金で払ったものを覚えておくと、強いて言うならどっちかに統一させちゃった方が楽です。あとは、免税するまで商品を開封しちゃいけませんよ。免税できなくなりますので。
ここまで聞いててフィンランドのイメージを未だに掴めていない方。
これです。
フィンランドは某キャラクタームー●ンを生み出した作家トーベ・ヤンソンの生まれ故郷でもあります。
現地のお店にはお菓子や食器、生活用品、至る所にグッズがたくさん売っています。お土産をお考えの方は、空港やデパートのお土産店よりも、以外と近くのスーパーにもこういった商品同じように置いてあり、コスト削減にもなるのでオススメしています。上記の写真手前の絆創膏はお土産店では4ユーロで売っていましたが、近くのスーパーのドラッグコーナーでは2ユーロでした。
こちらは映画「かもめ食堂」のモデルとなったお店SUOMI
ほの暗い自然光を生かした店内。多くの日本人観光客が足を運んでいるようで日本語で話せる店員さんもいたので、注文もすんなり。日本語でのメニューもあるのでわかりやすかったです。
実はフィンランドはあんまり食に関心を持たないお国柄・・だそうなので、出される料理が淡白と感じる方が多いと思います。かもめ食堂については日本人好みの味という印象でしたが、スーパーで買ったプリングルスが絶妙に薄味だったこと、マクドナルドで注文したナゲットがほのかに甘かったこと。どこか、ぽやーんとしているんです。現地の人が妙に親切ながら、ぽやーんとしてる人間性が食にも通じているのでしょうか。
さて、ここからが本題です。こちら、世界一不味い飴サルミアッキ(SALMIAKKI)食べてみました。
サルミアッキは塩化アンモニウムとリコリスからできるお菓子です。ビジュアルは真っ黒なパッケージに真っ黒な内容物です。現地の大人や子供は食べれるそうなのですが、その独特な味から他国ではあまり好まれていない。
匂いは、酸味のあるでも薬草も混ざったような、あまり不快感を主張しないものでした。正直あんまり食べたくはありませんでしたが、得てして我々は命の恩恵に与っていると、色々な人間を道連れにしながら食べました。
いざ食べてみた所、
A「歯磨き粉っぽいけど、だしの素を食べた時のような感覚。」
B「コーラの嫌な部分だけ取り出したような。」
C「こんぶ飴みたい。」
D「あ、これ、無理です。」
自身と他者の見解をまとめてこう結論付けました。
「口に入れた瞬間に酢昆布の風味が広がり、後ろからイソジンが迫って来る。」
叫ぶ程不味いという実感はありませんが、確かにふとした時に口にするとショックが大きいのかもしれません。意気込むと大丈夫です。とは言え長時間口内に滞在する事が許される味ではないようで、途中から普通に皆さんギブアップしてました。
サルミアッキは現地のスーパーやお土産店でも売っています。値段は2ユーロ〜4ユーロ前後でしょうか。サルミアッキにも色々な種類がありますので、皆さんのお好みでチョイスしてみてください。ちなみに私達はソフトタイプを選びました。
ここ数年の間には「サルミアッキアイス」なるものも登場し、各国の人が苦い顔を浮かべながら、平然と食べるフィンランド人が注目を集めております。
インパクトと道連れを求めるなら以前に紹介した「シュールストレミング」の方もお勧めしています。

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