2014年5月20日火曜日

【退廃世界】99つの廃墟を練り歩くゲーム「99ROOMS」



近年、趣味や思想の寛容化が進み、嘗てサブカルチャーと言われたものでさえも大衆に受け入れやすいものとなっている。「廃墟」もその一つである。「廃墟萌え」という言葉が生まれたり、軍艦島が観光地としてもてはやされたりする等、「廃墟」という一つのカテゴリーが注目される機会が多くなってきた。しかし、実際行くのはなかなか勇気がいるものだったりする。そんな中、廃墟を旅できるゲームがあるのを皆さんはご存知だろうか?





こちらの「99ROOMS」というゲーム
それぞれの部屋には仕掛けがあり、マウスでクリックするなどして次の部屋へと進んでいく。よくあるロールプレイングゲームのようなストーリー性やキャラクターに固執する事はなく、ただひたすら廃墟の中を進んで行くだけという非常にシンプルな構成のゲーム。





99部屋目のゴール地点には制作者が待っている。


この99ROOMSを制作したのはベルリン在住の
ROSTLAUBというアーティストグループ。99ROOMSは壁の絵画・写真・アニメーション・音楽などを新しい方法でミックスさせたインターネットアートプロジェクトであると彼らは語る。

2004年6月に99ROOMSを公開して以降、今では世界中で1300万人を超えるユーザーが訪れている。


また、ROSTLAUBのWEBサイトでは、ゲームのポストカードやCD-ROMを販売しているそうだ。


あくまで画面上のゲームである為、廃墟に実際に行った時の感覚とはまた異なるであろうが、画面上だからこその非現実的なギミックを楽しむ事はできるだろう。

「99ROOMS」

http://www.99rooms.com

出典:http://www.rostlaub.com

こちらの記事は再更新記事となっております。

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