2013年8月5日月曜日

【廃材】これぞロマンの結晶! 芸術家Arman(アルマン)による蓄積と再構成


皆さんは日頃なにかコレクションしているものはありますか?ある特定のジャンルのものを棚に並べるだけでなんだか不思議と充実感が生まれてきますよね。今日はそんな集約に思いを馳せたロマン溢れる芸術家Arman(アルマン)に注目してみましょう。




Armanアルマン(1928年〜2005年)
アルマンはフランスの彫刻家・画家・現代美術家で、日用品や廃棄物を大量に集積した作品などで知られています。



イヴ・クラインやセザールらとヌーヴォー・レアリスムという集団を組み、廃物を芸術作品に変容させる事で第二次世界大戦後の大量消費社会の中の生産・消費・廃棄のメカニズムを批判しました。


芸術家の多くは自身の内なる独創性を作品に投影するだけではなく、政治的批判やメッセージを外に向けて発信する為に作品を用いる事もあります。



それはある意味、芸術という自由な捉え方のある曖昧な存在の中でこそなし得るものです。


ちなみに余談ですが、GoogleでArmanと検索するとこのようになります。



掲載写真以外にもバイオリンやピアノなどの解体作品もございます。廃材が好きなマニアにはたまらない芸術家アーマン。彼の魂は死してなお作品と共に語り継がれる事を願います。


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