2013年8月8日木曜日

【映画】残酷な美しさ これこそがダークファンタジー!「パンズ・ラビリンス」





















「ファンタジー」という言葉から思いつく大衆的なイメージといえば、魔法が使えたり、空想の世界や生き物が存在していたりなどなどございますが、今回ご紹介するのはファンタジーにダークを加えた映画「パンズ・ラビリンス」でございます。
















「パンズ・ラビリンス」

2006年メキシコ・スペイン・アメリカの合作映画。
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ

舞台は1944年内戦後のスペイン。内戦で父を亡くした少女オフェリア。彼女は妊娠中の母と再婚相手であり、独裁政権軍のヴィダル大尉に引き取られ、森の中の軍の砦に移り住む事となる。















レジスタンス掃討を指揮する冷酷なヴィダルとその意向ばかりを伺う母。オフェリアの相手をするのは砦の家政婦メルセデスであったが、彼女の弟はレジスタンス運動に身を投じており、彼女もまたその運動の協力者であった。















砦での暮らしはオフェリアにとって重苦しいものとなっていき、彼女の心は現実から不思議な迷宮に迷いこんでゆく。待っていたのは山羊の姿をした迷宮の番人であるパン。彼女を一目みるなり、「あなたは地底の王国の姫君の生まれ変わりだ」と告げる。
















そして、満月の夜までに3つの試練を果たせば、王国に帰れるのだと言う。彼女は現実と幻想を行き来しながら3つの試練に挑んでゆく。
















あらすじはこんな感じです。パンズ・ラビリンスは現実と幻想が錯誤する事に加えて、残酷なシーン、および一概には幸せなエンドとも言えない物語ですので、ナル○ア国物語やライ○の冒険などと同じスタンスでは観ない事をお勧めします。













日本版のDVDや広告では意識か無意識かこちらのTHEファンタジーなシーンを起用していたので、ことごとく騙された方も多いと思います。余談ですが、私も親子で観ました。私に至っては良い意味で騙された訳ですが。






だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。

大人のための御伽話。「パンズ・ラビリンス」はまさにダークファンタジーと呼ぶに相応しい映画です。


引用:http://movie.goo.ne.jp

http://ja.wikipedia.org/wiki/パンズ・ラビリンス
出典:http://cinekatz.com/pans-labyrinth-a-grim-fairy-tale-review/
http://www.dvdactive.com/reviews/dvd/pans-labyrinth2.html


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